どんなに医学が発展しても、産んでみなければ分からないのが子どもの性別です。そこで人々は古来より、早く子どもの性別を知りたいと産み分け方法を試してきました。 現在では妊娠5~6ヶ月の超音波診断で、性別が産まれる前でも分かるようになりました。それでも産まれてくるまで確定ではないので、とても神秘的ですよね。
今回の記事では、妊娠中の性別を当てるため先輩ママたちが試したジンクスや産み分け方法を詳しく解説していきます。 これから産み分けをしたい方や、すでに産んで育てている方も、妊娠中のジンクスを知って楽しんでいただけると幸いです。
妊娠中の性別ジンクス!先輩ママたちは当たった?
先輩ママたちに性別ジンクスとしてよく知られていたのはママの「お腹の出方」です。「つわり」や「食べ物の好み」「顔つき」の違いなどが続いていました。
詳しい内容は次で説明しますが、まずはリアルな先輩ママたちの声をお伝えします。
ママの声①お腹の出方
・実母に「自分の時とは違うので男の子ではないか」と言われ、実際に男の子でした。(6歳と0歳の男の子のママ) ・妊婦で集まった時、男の子予定のママよりも明らかにお腹が横に出ていました。(4歳の女の子のママ)
ママの声②つわり
・第一子と第三子はお腹が全体的に丸くなった上に、後期つわりで胃が痛かったです。第二子はつわりが軽めでした。(6歳と1歳の女の子、3歳の男の子のママ) ・長女のつわりは軽く、長男も軽かったのですが、次男は重くて入院となりました。(7歳の女の子、5歳と0歳の男の子のママ)
ママの声③食べ物の好み
・甘いものが苦手だったのですが、妊娠した時は生クリーム系の甘いものばかり食べてました。(6歳、5歳、1歳の女の子のママ) ・妊娠後、フライドポテトとスナック菓子が無性に食べたくなることがありました。(6歳の男の子のママ)
ママの声④顔つき
・母親の顔つきが、男の子と女の子で表情が違うのを見分けられる先輩がいて、全て当てられました!(8歳と5歳の男の子、2歳の女の子のママ) ・私は妊娠中、毎回顔つきが優しくなったねと言われてました!(6歳、5歳、1歳の女の子のママ)
ママの声⑤その他
・第一子の時にお腹の体毛が濃くなり、確かに男の子でした。(6歳と1歳の男の子のママ) ・赤ちゃんの太ももの段が2段だと次が女の子、1段だと男の子というのは全てその通りに!ちなみに3番目の子は段が1回も出来なかったので…これは4人目は無いって事?(8歳と6歳の女の子、2歳の男の子のママ) ・三男妊娠中に鍼に通っていたら脈診で「次は女の子」と言われました。性別は当たらなかったのですが、三男は上の二人に比べて穏やかな性格です。(12歳、8歳、6歳の男の子のママ) その他、希望の性別のグッズを先に揃えてしまったとか、ピンクの服を着て女の子を呼んだなど、色々試したお話が聞けました。
妊娠中の赤ちゃんの性別を当てるジンクス8選!
先ほどご紹介したものも含めて、妊娠中の性別ジンクスを詳しくご紹介します。よく知られているものも、聞いたことがないものもあるかもしれません。
①妊娠中のお腹のふくらみ方
一般的によく知られている、妊婦のお腹のふくらみ方にまつわるジンクスです。お腹が前に突き出ていたら男の子、横に広がっていたら女の子だといわれています。
②妊娠中のつわり
つわりは妊娠5週から始まるとされ、一番のピークは妊娠8~10週。 長い人でも妊娠15~16週には終わるといわれています。 このジンクスは、妊婦のつわりの症状が重いか軽いかです。一般的には男の子より女の子の方がつわりが軽い(逆の説もある)といわれています。
③妊娠中の食べ物の好み
つわり中に何が食べたくなったかで性別が分かるというジンクスもあります。 酸っぱい味や辛い味のもの、具体的にはカレーや焼肉などが食べたくなると男の子、スイーツが好きになると女の子だといわれています。
④妊娠中のママの顔つき
ホルモンの関係などで、妊婦の顔つきがキツくなると男の子、穏やかな顔つきになると女の子だといわれています。
⑤妊娠中の胎動の動き
妊婦が初めて胎動を感じるのは、早くて妊娠4ヶ月頃、遅くても妊娠7ヶ月頃に感じる人が多いです。 胎内で激しく動いたり、お腹をキックしてきたりと胎動が激しい場合は男の子、そこまでではない場合は女の子といわれています。
⑥妊娠中に赤ちゃんの夢
夢というのは正夢やお告げを意味することがありますよね。妊娠中に赤ちゃんや子どもが夢に出てきた場合、胎内の赤ちゃんと同じ性別のことが多いそうです。
⑦妊娠中のママの体毛
妊婦の体毛が濃くなったら男の子、濃くならなかったら女の子というジンクスもあります。
⑧夫との関係
面白いことに、夫との力関係にもジンクスがあります。妻の方が発言権が強ければ男の子、夫の方が強ければ女の子だといわれています。
妊娠中の性別診断で医学的な根拠があるもの
そうはいっても先ほどご紹介した性別ジンクスは、なんとなくの場合が多く、実際には反対の性別だったといわれることもあるようですね。
次はもう少し医学的な根拠のあるジンクスをご紹介します。
①妊娠中の脈拍の動き
妊婦の脈拍を両方の手で測って、どちらの手の脈が強いかで分かる診断です。右手首の脈が強いと女の子、左手首の脈が強いと男の子だといわれています。
これは中国の伝統医学である「中医学」からきています。中国の思想である陰陽学によると、右は「陰で女性」、左は「陽で男性」であるからです。
②妊娠中のかかとのふくらみ方
リフレクソロジーまたは反射療法と呼ばれる考え方で、足に臓器が投影(反射区)しているという話を聞いたことはありませんか? かかとの内側の反射区は「子宮」。かかとの内側は妊娠するとふくらんでくるのですが、利き足によって診断が変わります。
・右足が利き足の場合 右足のかかとの内側がふくらんでいると男の子、両方または左足がふくらんでいると女の子といわれています。 ・左足が利き足の場合 両方または右足のかかとの内側がふくらんでいると女の子、左足がふくらんでいると男の子といわれています。
※診断時に子宮を刺激しないため、ふくらみを強く押さないように気をつけてください。
第二子以降のジンクスは上の子どもと関係が深い
上の子どもが股のぞきをすると、次の子どもを妊娠するというジンクスをご存じですか?子どもには次の子どもを呼ぶ力があるのかもしれませんね。
もし妊娠しているのが第二子以降の場合、上の子どもに関係するジンクスも存在します。
①上の子どもの太もも
子どもは膝から太ももの付け根にかけて線が出ますが、上の子の太ももの線の数で次の赤ちゃんの性別を予想できるようです。
上の子の太ももの線が1本だけだと、次は男の子、2本以上あると女の子だといわれています。
②上の子どものつむじ
頭の頂上には、髪の毛がうずまきのような状態に生えている場所がありますね。その「つむじ」の方向でも次の子どもの性別が分かるといわれています。
上の子のつむじが右巻きであれば上の子と同性の赤ちゃんが、左巻きであれば上の子と異性の赤ちゃんになるということです。
具体的な性別産み分け方法があるのは本当?
これまで様々な妊娠中のジンクスをお伝えしてきました。もっと具体的な産み分け方法を知りたい方のために、いろいろな産み分け方法を解説していきます。 まず性別を決めるのは、卵子が男性が持っているX精子とY精子のどちらと受精するかにかかっています。
女の子(XX)を授かりたいならX精子、男の子(XY)を授かるにはY精子と受精することが必要です。
①性交時のオルガスムス
女性の膣内は通常酸性なのですが、それがアルカリ性に傾くと男の子が生まれる可能性が高いとされています。 女性が性交時に快感をおぼえオルガスムスに達すると、子宮頸管からはアルカリ性の液が強く分泌されます。つまり性交時のオルガスムスが高まるほど男の子の確率が高まるわけです。
これはY精子が優位に立つからと考えられます。実はY精子の数はX精子の倍なので、精液が濃いほど男の子を授かる可能性が高まるのです。
②性交する日
産み分けには性交する日も大切であり、「排卵日」付近に性交しなければ受精しません。排卵日とは基礎体温が低温(卵胞期)から高温(黄体期)に切り替わる日のことです。
男の子が欲しい場合は排卵日当日に性交して、それ以外は避妊します。 女の子が欲しい場合は排卵日の2日前に性交をし、それ以降1週間は避妊しましょう。
女性は月に一度の排卵日に、男性の精子と出会って受精します。精子が生存できる期間は約72時間、卵子は約24時間です。
実はY精子の寿命は短く約24時間しかありません。X精子の寿命は約2~3日なので、排卵日の2日前でも生き延びることができるのです。
排卵日前に性交するのは、Y精子の量が薄まり女の子が生まれる確率を高めるためです。
しかし精子を薄めすぎると妊娠の確率自体が減るので注意が必要です。
③男性の下着
産み分け方法として男性の下着を変えるという方法もあります。 実はY精子は熱に弱いという性質があり、肌に密着する下着を履くと摩擦が起こりやすくY精子が弱まってしまいます。
男の子が欲しいならトランクス、女の子が欲しいならブリーフを男性に履いてもらうと良いでしょう。
④産み分けゼリーを使う
産み分け方法として、人為的に膣内の酸性度をコントロールする方法もあります。「酸性のピンクゼリー」と「アルカリ性のグリーンゼリー」という二つの産み分けゼリーを使えば、膣内を変えられます。
妊娠中の性別ジンクス【番外編】願掛けや占い
これまで脈々と伝えられてきた妊娠中の性別ジンクス。最後に番外編として、困った時の神頼みともいえる、安産祈願で有名な神社や占いなどをご紹介しますね。
番外編①神社での願掛け
古くから安産祈願として、戌の日に神社でご祈祷してもらう願掛けがあります。産み分けができる場合もあるので、ぜひ訪れてみてください。
・唐松神社(秋田県大仙市) 境内にある「天日宮」の社殿裏には3つの石があります。抱石男石・玉鉾石・女石という石です。男性は天日宮の周りを、玉鉾石を撫でながら右回り三回に、女性は抱石男石をなでて左回りに三回ほど回ります。
・篠葉沢稲荷神社(福島県福島市) 紅白の「御枕」がいただける(色の指定も可能)のですが、白の枕は男の子、赤の枕は女の子が授かるといわれています。無事出産できたら、新しい枕を作って奉納します。
・子安観音寺(三重県鈴鹿市) お守りの中には、冬でも咲く「不断桜」の葉が添えられています。その葉が裏向きだと男の子、表向きだと女の子だという伝説があります。
・わら天神(京都府京都市) お守りの中に入ったわらにフシがあると男の子、フシがないと女の子というジンクスがあります。
・中山寺(兵庫県宝塚市) 安産祈願に行くと、さらしの腹帯を貰えます。そのさらしは、出産した方がお礼に子供の干支や性別を書いて納めたもの。もらった腹帯に書いてある性別の子が産まれるというジンクスがあります。
・黒嶋神宮(愛媛県新居浜市) お守り袋の中に、兜か船の折り紙が入っています。兜なら男の子、船なら女の子が授かるといわれています。
・淡島神社(長崎県佐世保市) 男の子が欲しいなら男の子の人形を、女の子が欲しいなら女の子の人形を神社に奉納すると良いです。
番外編②占い
・「重曹占い」重曹を小さじ1杯、妊婦の尿にかけてブクブク泡立てたら男の子といわれています。 ・「5円玉占い」5円玉を糸に通して妊婦のお腹の前で足らします。横に揺れたら男の子、円を描いたら女の子といわれています。
番外編③古い言い伝え
・臨月に訪れた最初の客が男性なら男の子、女性なら女の子を授かるといわれています。 ・女性が左を下にして性交すると男の子、右を下にすると女の子が生まれるといわれています。
番外編④カレンダー
中国やブラジルでは、古くからママの生年月日と妊娠した月をもとに、赤ちゃんの性別を予想できるというカレンダーがあります。 インターネット上でも、カレンダーの計算ツールが載っているので、検索してみたらいかがでしょうか?
まとめ
今回の記事では、妊娠中の性別を当てるため先輩ママたちが試したジンクスや産み分け方法を解説しました。 上記の産み分け法を実践しても、残念ながら成功率は100%にはならず、大体8割ほどだそうです。
希望の性別があるなら、今回ご紹介させていただいたジンクスや産み分け方法を試してみてはいかがでしょうか? もちろん、どちらの性別の赤ちゃんが産まれても可愛さには違いはありません。赤ちゃんとのハッピーライフを願っております!