出産時の入院バッグの中身は?あってよかったものを紹介!

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出産時の入院バッグの中身は?あってよかったものを紹介!

出産予定日が近づくと、「もうすぐ赤ちゃんに会える!」とワクワクしますよね。
それに合わせて入院準備も必要です。初産婦であると特に、何を準備していいのか分からない…という人が多いと思います。
そこで、入院時にあってよかったものを紹介します!

入院バッグと陣痛バッグの2つを用意して出産を迎えよう

04.jpg 出産のための入院は、入院バッグと陣痛バッグの2つを用意しておくのがおすすめです。
陣痛が始まったり、破水したりした時はすぐに出かけられるよう、陣痛バッグを持ち出し病院・産院へ向かい、入院バッグは後で家族に持ってきてもらいましょう。

入院バッグに入れるものは?

出産してから退院まで必要となるものを入れておきます。入院バッグは家族に持ってきてもらうことになるので、家族に入院バッグの場所を伝えておきましょう。

〈必要なもの〉
・洗面用具
・パジャマ:授乳しやすいように前開きタイプを用意しましょう。
・産褥ショーツ
・授乳用ブラジャー
・バスタオル
・フェイスタオル
・スリッパ
・靴下
・骨盤ベルト
・マスク
・多い日用のナプキン
・スキンケアセット
・ティッシュ
・必要な人はメガネやコンタクト:洗浄液も忘れないように持っていきましょう。
・退院日のママと赤ちゃんの服

→赤ちゃん:ベビー肌着、退院着、おくるみ、ガーゼ、靴下
→ママ:出産後の体は疲れているので、少しゆったりめの服がおすすめです。

また、退院日に使用するものはバッグの中でポーチなどにまとめておくと、入院中に使うものと区別できてごちゃごちゃしません。

〈あってよかったもの〉
・シャンプーやボディソープ
病院・産院にも用意されているものを使ってもよいですが、匂いが気になったり髪質に合わなかったりすると残念な気持ちになります。普段使っているものを持っていくことをおすすめします。

・汗拭きシート
出産当日はシャワーができないので、汗を拭くのに必要です!

・ビニール袋
何かと使えるので、何枚か忍ばせておくと良いですよ。

・着圧ソックス
むくみ対策として着用します。

・母乳パッド
母乳が出始めると、下着が汚れることがあるので、入れておくと焦らず対処できます。

・冷却シート
出産後に胸が張って辛い時に貼って、痛みを和らげます。

・カーディガン
入院中は病院の中なのでエアコンもきいていますが、設定温度が変えられないこともあります。冬は寒いので厚手のものを、夏でも一枚羽織るものがあるとエアコンの利きすぎに対応できます。

・ホットアイマスク
目を温めることで、自律神経が整います。休めるうちに休息し、リラックスしましょう。

・イヤホン・耳栓
大部屋の場合、周りの音が気になる時や音楽を聴きたい時、迷惑にならないように持っておくと便利です。

・おやつ
出産後、とにかくお腹が減るので小腹満たしに用意しておくと良いです。

・インスタントスープやティーバッグ
一息つきたい時にお気に入りの飲み物を飲むと、気が休まりますよ。ティーバッグはノンカフェインのものにしましょう。

・紙コップと割り箸
持ってきたスープを飲むのに使います。産院によっては食事の際のコップや箸を持参しないといけないこともあります。

・スマホスタンド
コロナ禍を経て、入院中の面会制限が多くの病院・産院で変わってきました。入院中に家族と会えないのは寂しいものです。ビデオ通話をするのにスマホスタンドがあると、出産後の疲れた体でも楽な体勢で通話ができますよ。

・洗濯洗剤
出産後、入院する病院・産院のコインランドリーを使用する時に必要です。家で使っている粉末洗剤や液体洗剤を小分けにしても良いですが、使い切りタイプのジェルボールなどがおすすめです。

〈帝王切開をした場合〉
帝王切開で出産した場合、出産後しばらく身動きが取れないので、以下のものがあると便利です。
・長めの延長コード
ベッドとコンセントの距離がある場合に、横になりながらでも動かず楽にスマホの充電ができます。

・S字フック
ベッドの柵に小さな荷物をかけておけます。

入院期間が病院・産院ごとに多少違うので、出産予定の病院・産院に確認し、足りなくならないように準備すると良いです。自然分娩で平均6日間、帝王切開で7日から10日間の入院となります。
もしも忘れ物があったとしても、面会の際に家族に持ってきてもらうこともできるので、忘れ物があった時は連絡して届けてもらいましょう。
入院バッグに入れるものはたくさんありますが、100円ショップで揃えられるものも多いので、費用も抑えられます。是非活用しましょう。

陣痛バッグに入れるものは?

陣痛バッグには、必要最低限のものを入れておきます。玄関先に置いておき、いつでも出掛けられる準備をしておくと安心です。

・財布
・母子手帳
・印鑑
・健康保険証
・診察券
・筆記用具
・入院に必要な書類
・スマホの充電器
・飲み物500ml×2本:水やお茶とスポーツドリンクがおすすめです!
・ペットボトルストローキャップ:陣痛、お産中にストローがあると飲みやすいですよ。
・ゼリー飲料:出産は体力勝負です。サッとエネルギー補給をしましょう!
・ハンカチ:とにかく汗をかくので、傍にいる人に拭いてもらいましょう。
・髪ゴム:髪をまとめておくと邪魔になりません。

上記、上から5点は外出先で何かトラブルがあった時の為に、出かける時いつも持ち歩くようにしておくと良いでしょう。

全ての持ち物を同じバッグに入れてしまうと、取り出したいものがすぐに取り出せず、陣痛と闘いながら探し物をしないといけません。それを避けるため、入院バッグと陣痛バッグは別々に用意しておきましょう。
荷造りをする際に、入院バッグと陣痛バッグを間違えないように注意してくださいね。

出産での入院、おすすめのバッグは?

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出産の際の入院は、旅行に行く時のような大荷物になるので、容量が大きいものがおすすめです。入院バッグとして使うバッグのタイプは主に以下の3種類です。

・ボストンバッグ
・キャリーケース
・リュック

多くの人が、この中から悩まれることが多いようです。それぞれの特徴をみていきましょう。

ボストンバッグ
チャックが大きく開き、中のものが見えやすいので取り出しやすいです。出産後に過ごす部屋が大部屋だとキャリーケースでは場所を取ってしまい、置き場に困ることもあります。その場合、ボストンバッグが良いでしょう。 陣痛バッグと入院バッグを両手に持たなければならないので、陣痛に耐えながら重い荷物を持つことになります。人の手が借りられるようであれば頼みましょう。

キャリーケース
ケースを開くと中身が一目でわかるので、取り出したいものを探す手間がありません。入院する際、自分一人で荷物を全て持っていかなければならない場合におすすめです。

リュック
両手が使えて身動きがとりやすいのはリュックです。アパートなどに住んでいてエレベーターがない場合、階段を下りる際に手が使えないと危険なので、リュックが良いでしょう。

ボストンバッグやキャリーケースに比べると開け口が大きくないので、トラベルポーチやフリーザーバッグを活用し、どこに何を入れたのかを把握しておきましょう。
また、リュックは出産後のマザーズバッグとしても使うことができます。

出産に向けて入院準備を始める時期

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お産はいつ始まるか誰にも分かりません。特に、妊娠後期は陣痛や破水で突然出産に繋がったり、臨月を待たずに出産したりすることがあります。
焦らず出産に臨めるようゆとりをもって妊娠8か月(妊娠28週)頃から準備を始め、臨月までに終えておきましょう。

また、出産予定日周辺の季節や気温を考えて準備することも大切です。
準備し始めた時は、暑いと感じ薄手のものをバッグに入れていたり、寒かったから厚手のものを用意していたりすると、出産時には季節が進んでいたということもあります。入院準備は早めから始めますが、季節の変わり目に気を付けながら必要なものを揃えましょう。

出産を予定している病院・産院に持ち物と設備を確認

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各病院・産院で入院時の持ち物はそれぞれです。
何が用意されていて、何が必要なのかを確認しておくと入院準備もスムーズにできるでしょう。

産院によっては、「お産セット」が用意されていることもありますが、そのセットの中身も様々です。
お産セットの内容例として、以下があります。

・お産用パッド
・おしりふき
・産褥ショーツ
・臍帯箱 等

また、設備も病院・産院によって大きく違います。
コインランドリーの有無やシャワー室はいつでも使える環境なのか、それによっても持ち物が変わってくるので一度聞いておくと良いでしょう。
可能であれば、出産までに入院する部屋やシャワー室等、どこに何があるかを見学させてもらっておくと入院中のイメージが湧きやすいかもしれませんね。

赤ちゃんを迎える準備

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出産を終えて、いよいよ赤ちゃんと一緒にお家に帰る日までに一通りのものを家に準備しておきましょう。
退院時に産院からもらえるものも多く、その中にオムツが含まれていることが多いです。
赤ちゃんはどんどん成長していくので、新生児期のオムツの買いすぎに注意しましょう。
また、母乳育児かミルク育児かでミルクが必要になるかどうかも変わります。母乳育児を考えている人も、入院中に母乳が出るようになれば買わなくて済み、まだ安定して出ないのであれば必要になります。
入院中に、家族に必要かそうでないかを伝えて準備しても遅くはありません。

まとめ

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入院バッグと陣痛バッグそれぞれのチェックリストを作っておくと、忘れ物をせずに入院生活が送れそうです。
余裕をもって早めの準備、不便を感じないよう多めに用意してもよいでしょう。
陣痛から出産までに使う体力は今までに経験したことのない程のものになります。

出産後の動きは最小限にとどめ、労わってあげましょう。
出産を終えた自分へのご褒美を入院バッグの中に入れておくと、産後の小さな楽しみになりますよ。

出産は大事な瞬間です。万全の準備をして迎えましょう。

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